タダより高いものはない
とは、本当によく言ったものです。先に広報費の削減は罠だと書きましたが、今回も罠シリーズです。
無料
とっても強力なワードです。みんな大好きです。
広報の世界にも近年たくさんの「無料」が増えています。
もちろん私自身もこの恩恵を多大に受けていますし、これら無料の存在を否定はしません。が、罠にハマってはいけませんよ。と、いうのが今回の記事になります。
いまweb上で無料でできること
- ホームページ
- ポスター
- チラシ
- 画像加工
従来は専門家に依頼したり、自分でつくるにも専用のソフトウェアが必要だったこれらのもの、現在では専用のソフトウェア不要、無料で作れます。ブラウザとネットがあれば作れるようになりました。
前述のように私もこれらのお世話になっており、なくてはならないものになっています。
特にホームページなどはブログも含めて随分前から無料で発信できるようになっているので、これらをお店や企業で使われている方も、これから使おうとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
無料!コスト削減できる!ラッキー!
…ちょっと待って!その無料、
本当に無料ですか?
例えば無料ホームページの場合、スペースやテンプレートはたしかに無料です。
でも、
「作る」作業は無料になりません。
自分で作るのか、お店のスタッフに作らせるか。
まぁ、とにかく、
誰かの時間と手間が必要です。
もうお判りですね?人件費は必要になるわけです。
そして、もちろんの事ながら、クオリティも勘案しなければなりません。
広報費を削減!コスト削減!=よし、無料サービスだ!
と、なってしまうのは少し短絡的かもしれません。
ブログやFacebookなどの無料発信ツールもいいですが、それらは基本的に日常のメンテナンスや更新、投稿などをすべての運用を自身でまわしていかなければならないものです。
プロに一発任せてビシッと決めてしまうというのも長い目で見ると結果安く上がった…なんてことにもなるかもしれませんよ。