差別化よりこだわりたいのは「ターゲットと訴求」
以前私が携わっていた広告の仕事で常に考えていたのは「ターゲットと訴求」でした。
今思えば、これって商品やサービスにも同じことが言えるかも?って気がするのです。
この商品を手にとって
- 一番喜んでくれる人って誰?
- 欲しがりそうな人ってどんな人?
- どういう言い方で勧めれば振り向いてくれそうかな?
これがターゲットと訴求です。ご自身の商品・サービス。一度振り返って考え抜いてみませんか。
なぜ差別化が劇薬なのか。
最近いろんなところで耳にする「差別化」ということば。
しかし「差別化」から入ろうとすると、前述したターゲットと訴求から逸れてしまう可能性が高くなってしまうのです。
意外と「ターゲットと訴求」を考えていくとお客様像を意識するのですが、「差別化」から考えていくとその商品(素材のこだわりとか産地)やお店の属性や立場がよぎってしまう事があるんです。
差別化を意識しすぎるあまり、本来のターゲットとは違う方向を向いてしまう事があり、そうなると大変です。
外から見ると意外と見えやすいかも。
とはいえ、ウチのターゲットと訴求って何!?
「灯台下暗し」とはよくいったもので、案外当事者の立場では近すぎて見えにくいもの。
そんなときは外野を頼ってみませんか。家族や知人でもいいでしょう。
違う目で見てもらうと思いもしなかった新たな面が見つかったりするものです。
「あぁ、ウチの店ってこんないいところがあったのか!」って。
あとは広告づくりもターゲットと訴求を第三者の目で診てもらうきっかけになったりします。
単にチラシやホームページを作ってもらうだけじゃない
―――「ウチの店のターゲットと訴求ってなんだと思う?」って一度、振ってみてください。
ちゃんと考えてくれるところは良い会社です(笑
…逆に、これができないと…