一昨年から昨年にかけて旋風を巻き起こした朝の連ドラ「マッサン」。(私は見てなかったんですが……)モデルとなった壽屋(現サントリー)の鳥井信治郎氏の有名な言葉としてよく挙がるのは……
「やってみなはれ」
ですよね。
また、鳥井信治郎氏率いる壽屋といえば、当時から時代を先取りした広告発信をする企業でもありました。
大正11年当時。気鋭のクリエイターを集めて、凝りに凝って制作し、当時世間の度肝を抜いた「赤玉ポートワイン」のポスターは時を経た今でも日本の広告ポスターを語るうえでは外せない1枚となっています。
その根底にあったのは同氏のこうした考えあってのことだったんだそうです。
「どんなに良い品質の商品でも、その存在をまず知られなければ意味がない」
おぉぉ、おっしゃる通り!(いや、ごく普通の事かもしれませんが……汗)
至極真っ当なことなんですが、改めて頭をぶん殴られたような衝撃を受けたわけです。
「告知をする」という事に携わらせていただいているのですが、「告知する」ということをもっと「告知」しないと。と。
んん?それって結局、我がの商売の宣伝かよ!と思われてはいけない(いや、それもありますが…w)。
いま、お店の告知どうなってますか?
もちろん、プロの力を借りれば効果的な告知ができます。(それが仕事ですから)
以前と違って、いろんな手段がありますから、比較的少ない予算からでもいろいろなご提案は可能かと…
おっと、いけない。また宣伝が…。
お店の告知、うまくいってない事、ありませんか?ホームページやブログはあるけど更新できてないとか、SNSも更新できてないとか。更新できてないとか。(くどい!)
正直私も耳の痛い「続ける」こと。これ、難しいんです。
実はいくつかホームページでお手伝いさせてもらってる企業さんがあるのですが、いつも課題に挙がるのが「更新」。
ご予算の関係上、最初のひな型を私が作って、その後の更新は先方様側でする…ハズでした。
もちろん、ホームページに関しては専門知識なしで、ブログ形式で書けばOKのスタイルにしましたが。
……続かないんです。
日常業務が忙しくて。という事もありましたが、一番「ネック」だったのは
「そう毎日毎日書くことない」「何を書いたらいいかわからない」
というものでした。
確かにそりゃそうです。私も困ること多いですから。
その後もいろいろあって、このクライアントさんのホームページに関しては更新も私がさせていただくことになりました。ご契約ありがとうございます。(…ちょっと違う)
また横道へ逸れてしまいました。この記事で言いたいのは、更新が億劫なら私へ…ではなく。
なんとかして更新(告知)しよう
ということです。
冒頭にも書いたように、大正の昔、鳥井さんは「どんなに良い物でも存在を知られなければ意味がない」とおっしゃってました。
昔と違って、ホームページも作ればいい、あればいいというわけではなくなっています。
SNSも発達してしまったものですから、日々…どころか分単位・ともすれば秒単位で情報が飛び交う時代です。
まだお店として公式のホームページやSNSがないのであれば早急に始めたほうが良いと思いますし、
2年3年前のホームページがそのまま…というのはひょっとしたら検索して出てこない事より悪影響が出ている可能性もあります。
写真一枚から始めるお店の告知
先の事例でも紹介しましたが、やはりそう毎日毎日書くこともなければ何を書いていいかわからない。
なら、「書かなくてもいい」のです。紹介した事例の企業さんでは決定的に文章で告知しないといけない事があったので、結果私に依頼するという選択をされましたが、中には写真一枚でも十分告知になるケースも十分あります。
たとえば飲食店さん。「今日の日替わりランチ」の写真撮って、お店の名前と場所だけ書いてSNSに流してみたら……いきなり多くのお客さんが押し寄せることはなくとも、ぽつぽつ来てくれるかもしれませんよ?
そのぽつぽつのお客様が常連になってくれたら……御の字じゃないですか?
そして、たまにでいいので、時々文章をつけて「コンビニのこの缶詰をこんな風にアレンジしたら高級おつまみに…」みたいな投稿もできればよりいいかもしれませんね。
……ほら、どうでしょう?これなら今からでもできそう……な気がしてきませんか?
ぜひあなたのお店の毎日の情報、写真一枚から告知していきませんか?